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今日でおしまい。。。寂しいなぁ・・・

昨年6月1日から始まった日経新聞朝刊連載小説、宮部みゆきさんの『三島屋変調百物語』の続編、「迷いの旅籠」の挿絵を担当させていただいておりました。そしてついに今日が最後。お別れとなります。
寂しい限りですぅ〜・・・
ちょうど1ヶ月前にここでこんな事→を書いています。
今日の挿絵に、小さく登場している着物姿の眼鏡girlは、宮部さん?それとも私?それは新聞を読んでいた皆様の解釈にお任せします。主人公のおちかを「任意の、どちらかというと美人の部類の町娘」としてぼんやり描いてきたんですが、とうとう、昨日のおちかは肉感的に描きました。若い女性だからこその美しさを描きたかったのです。
そして今日、爽やかに、次に続く続編をほのめかしながら、日経新聞の連載が終わりました。
担当の文化部の小山さん、毎回原画をゲラ(新聞紙面の載った状態の画像)にする作業をしてくださった皆様、挿絵を仕事場から新聞社に運んでくださった運搬担当の皆様、小説を読み、挿絵にも目を通してくださった読者の皆様、そしてそしてなにより、日々物語りの展開で右往左往しているワタクシのあるかないかわからない想像(創造)の引き出しを開けてくださった宮部みゆきさんに感謝します。1年2ヶ月(原稿は2015年4月下旬から戴いておりました)の間、ありがとうございました。

挿絵展の計画がかたまり次第、ここでお知らせ致します。

このHPの左のカテゴリー「Works」に、挿絵を画像を物語り順にUPしていく予定ですので、お時間のあるときにクリックしてお楽しみください。

2016年6月30日 北村さゆり拝

※サムネイルをクリックすると画像が大きくなります。

「迷いの旅籠」384回

「迷いの旅籠」384回

「迷いの旅籠」383回

「迷いの旅籠」383回

「迷いの旅籠」1回

「迷いの旅籠」1回

─ 2016年6月30日(木)