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ベネチアでの【Imago Mundi】展

ベネトンコレクション企画の【Imago Mundi】に参加します。
会期;2013年8月27日(火曜日) - 10月27日(火曜日)
場所;ベネチア(Italy)Benetton Foundation所有の建物(住所はわかり次第掲載)

ベネトンの創業者、ルチアーノ・ベネトン氏企画。
ルチアーノ氏は、有名、無名、年齢、性別を問わず、200名の日本の作家の作品が並べば、個性的な作品が展示してあっても、日本が見えてくると考えています。 今までロシアや、南米、中国などで展開し、色々な国、大陸の作家に描いてもらうことで、アイデンティティが見えてくるようだ。延いては、5大陸の作家の競演、各国で展観して行く予定・・・だそうです。

作品は 12 × 10 ㎝。
204名参加。

ーベネトン氏と作家の橋渡しをしてくださっているIさんからのお知らせー

「Imago(イマゴ)」は「イメージ」、「Mundi(ムンディ)」は「世界」を意味するラテン語で、イタリア人であるルチアーノ・ベネトン氏が、歴史的背景など、多くの想いを込めて命名致しました。

 ベネトン氏は世界120カ国以上に事業を展開させている国際的企業家です。仕事で訪れる国々で、多くのアーティストと出会い交流する機会に恵まれ、彼らとの触れあいを通して各国の才能あふれるアーティスト達を世界に紹介するプロジェクトを思いつきました。第4回目を迎える今回は、美しい伝統を持つ日本が選ばれました。

 作品の規格となる10x12cmのキャンバスは、小さいながらも個々のアーティストの独創性と魅力を十分に映し出すマクロコスモスです。単独では作家の出身国の判別が一見難しくても、200点 近い作品群が集合体となったとき、日本の伝統、文化、社会、思想等が見えてくるのではないでしょうか。意識しなくとも各作家の表現した作品の背景には日本 人としての個々の経験や思い、もしくはもって生まれた民族としての血が自然とキャンバス上に現れることは当然の結果とも思います。

世界各国の「Imago」がいつの日か完結し、集結したとき、ユニバーサルな「Imago Mundi」が姿を現すことでしょう。ベネトン氏は、その未来のカタチへ想いを馳せています。

今、皆様の情熱に彩られた素晴らしい作品の数々が私共の元に届いています。そして、日本の「Imago」を一足早く拝見,体感する幸せに感謝しつつ、開催日の到来が待ち遠しく想われます。

この催しが,世界に日本のアートを発信する素晴らしい機会となることを確信し、Imago Mundi第一報とさせて戴きます。

─ 2013年5月14日(火)