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『サライ』2021年7月号「半島をゆく」の挿画

『サライ7月号』の「半島をゆく」(p79〜82)文・安部龍太郎、解説・藤田達生、挿画・北村さゆり。
第25話。江戸前島編 その⑦ー「中川船番所」

挿画は、小名木川→こちら

現在の小名木川は「川」と言われていますが、実際には徳川家康の命で築かれた全長約5kmの「運河」でした。
江戸前島編は、兎に角興味深いことばかりです。4月号の石川島の灯台の石垣もそうでしたし、6月号の常磐橋もそうでしたが、江戸城の堀の石は大活躍しています。というのは、昔は遠浅の海だったので、大きな石はなかったのだそうです。つまり、築城の時に持ち込まれた石が、現在も大切にされているということなのです。
もっと興味深いことが盛りだくさんですので、お手にとって読んでみて下さい。

─ 2021年6月14日(月)