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『サライ』2021年6月号「半島をゆく」の挿画

『サライ6月号』の「半島をゆく」(p109〜112)文・安部龍太郎、解説・藤田達生、挿画・北村さゆり。
第25話。江戸前島編 その⑥ー「江戸のなごり」

挿画は、「浜離宮」→こちら

前回に続き、水の都「東京」の川下り編です。船上なので密にならないというので、久しぶりに私もご一緒できた取材です。文中にも紹介されている「今半」のすき焼き弁当は、抜群においしかったです。
千代田区観光協会理事の岡田邦男さんの、流れるような解説がとにかく素晴らいのです。小さな川船を借り切っての川下り(三浦屋さんで、誰でも予約できます)。
江戸東京の散歩好きな方には、絶対にお薦め!東京の見え方が変わります。
詳しくは、6月号の安部さんのレポートにありますので、ぜひ、ご一読を。
挿画を描く段階で、原稿を読んでいる時もあれば、そうでない時があり、今回は後者でした。鳥羽伏見の戦いの後に慶喜が開陽丸に乗って、大阪から江戸に来た時、この海岸の船着場から上陸したとあります。絵では石垣の右端からが階段で、ちょうど描いてません。残念。その階段を使っての上陸だったわけです。

─ 2021年5月9日(日)