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兼題は「髪洗ふ」→こちら

現代人には、「髪洗ふ」を季語とした時の季節は？はて？と、、、という具合で、ピンと来ない人もいるのではないでしょうか。女性は決意をヘアスタイルに表す事がありますが、対馬先生の例句にもいくつか「決意」と結びつけた句がありました。しかし、それでは普通にシャワーを浴びるだとか、真夏の川で頭から水浴びするような絵になってしまう。いくつかのラフスケッチを担当者に確認していただくと、「髪を洗うのが滅多になかった時代」のような言葉を含んだ返信でした。合点がいきました。大正時代の錦絵を参考にしました。
兼題のページでは白黒ですが、原画はカラーです。
テキスト目次にカラーで載っています。手にとって、ご覧ください。