『ひととき11月号』(ウェッジ発行)。
第60次式年造替を迎える春日大社の特集。
その特集で、連載中の西山克先生の「中世不思議ばなし」の特別編の挿絵を描きました。
いつもより大きなスペースです。見応えあると思います。
西山克先生が旅人になっている記事や、さだまさしさんのエッセイ、堂本剛さんのインタビューなど、盛りだくさんです。
歴史資料から読み解く西山先生の不思議話は興味深いものです。
今号は【 越えてくる神 帰る神 】
春日大社の祭神達は、それぞれが使命を持って、奈良の地にやってきたそうです。中でもタケミカヅチノミコトは、茨城の鹿島神社から白い鹿に乗って来られたのです。その事に纏わる絵画には、春日山、御蓋山(みかさやま)、若草山の連なりが描かれていますが、こと御蓋山だけは春の山のように、様々な木々を色分けして描かれていて、先生のお言葉をお借りすると「パッチワークのよう」なのです。
神が旅をして春日大社にたどり着くだなんて、美しい話ですよね。古(いにしえ)の絵巻を描くとは、恐れ多い事ですが、神秘の旅を描かせて頂きました。
北村さゆり拝
もっと詳しく読みたい場合は、ウエッジHPにて購入するか、東海道新幹線グリーン車座席に備えてあります。お持ち帰りokだそうです。(^^)