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『サライ』2021年3月号「半島をゆく」の挿画

『サライ3月号』の「半島をゆく」(p115〜118)文・安部龍太郎、解説・藤田達生、挿画・北村さゆり。
第21話。江戸前島編 その③ー「幕府ゆかりの老舗」

挿画は、東京駅からも近く、地下鉄大手町駅から地上に出たあたりから見える「道三堀を偲ばせる和田倉濠 」→ こちら

サブタイトルの「幕府ゆかりの老舗」として、小津和紙が紹介されていますが、ここは、私も40年近いお付き合いの紙屋さんです。今号を読んで初めて知る歴史でしたが、そうとも知らず、長いお付き合いをさせていただいておりました。
3月号の『サライ』には、堀文子先生の特集もあります。堀クラスではなかったものの、大学生の頃からお世話になっていました。銀座の個展に伺うと、手招きして下さって、「お客様が多くて疲れちゃったから、一緒にテーブルに座ってお話ししましょう」と、身内のような扱いをしていただいたり、堀クラスのメンバーに入り混じってお酒をいただいたり、学者のような頭脳とチャーミングな性格、そしてあの画業。とにかく憧れの先生でした。
大磯のアトリエを「堀文子記念館」にしていきたいという構想を持つ「堀文子ホルトノキの会」が、会員を募集しているという情報が載っています。
また、今回の付録は国芳と「俺、つしま」のコラボデザインのマスクケース。
ぜひ、書店で手にとって見てください。

藤田先生の解説は、こちら→ サライ.jpをご覧ください。

─ 2021年2月13日(土)