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『サライ』2018年2月号「半島をゆく」の挿画。

『サライ2月号』の「半島をゆく」(p95~98)文・安部龍太郎、解説・藤田達生、挿画・北村さゆり。
第⑬
話。しまなみ海道ーその③「日本総鎮守・大山祇神社
藤田先生の解説はサライ.jpのこちら→をご覧ください。

私が描いたのは、日本総鎮守・大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)の御神木として崇拝されている乎知命御手植(おちのみことおてうえ)の楠。広い境内に大きく有機的な枝振りで手を広げているような、ふわりとした風貌で立っていました。伝樹齢2600年。訪ねたのは真夏のカンカン照りの日。空気がピンと張っていて、パワースポットの知識のない私にも、ここの土地の持つ済んだ空気はわかりました。

─ 2018年2月2日(金)