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『オール讀物2022年3・4月合併号』(直木賞発表)目次の挿絵を担当しました。

『オール讀物2022年3・4月合併号』(直木賞発表)目次の挿絵を担当しました。

藤枝での生涯で最も大規模だった個展の終盤に差し掛かるあたりで、第166回直木賞の発表がありました。デビュー作の『火喰鳥』のカバー絵を担当している今村翔吾さんが受賞。なんとおめでたい!という私の感想は、以前にも書きましたが、確定申告会計の整理や、3月の展覧会準備、作品撮影、動画制作、そして藤枝との行き来。スケジュールの大ピンチの時に、文春の川田さんからの電話。「今村さん、城、鉄砲。『火天の城』も北村さんだし、、、ここは、北村さんに今村さんをお祝いするつもりで、お願いをしたいのです」と。こじつけのようでもあり、わかるようでもあり・・・今村さんをお祝いしたい気持ちが勝ち、「直木賞特集号の目次」の挿絵をお引き受けいたしました。
お二人の受賞者の受賞作品をイメージして描くため、原稿読みから始めなければならず、慌てました。どんなレイアウトで文字が入るのかを、知らずに、“だいたい”で絵の構図を決めました。受賞者お二人の姿の配置を知っていたら、上部の城のシルエットをもう少し右に寄せたと思います。戦国時代なので、合戦シーンを火で表したら、お二人がメラメラ燃えて見えますね。この見え方は想定外でしたけど、面白いから良しとします。😅
写真は、『オール讀物』のツイッターのサムネから拝借しました。

原画はこちら → 

『オール讀物オール讀物2022年3・4月合併号』は、こちら→

 

─ 2022年2月21日(月)