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今村翔吾さんが調布のソウルバー100LIGHTNINGにやってくる!

京王調布駅東口を北側に出て、首を右に振ると「百店街」という黄色い看板が見えます。そう、この怪しい通り沿いのビル2階にあるのがソウルバー100LIGHTNING(ハンドレッドライトニング)。19時から明け方まで営業しています。定休日は日曜。
2022年8月3日14:10〜15:10までの1時間。決して長くはない滞在時間の式次第を熟慮した天利さんの采配のお陰で、中身の濃い楽しい訪問となりました。
参加した方の中には読書メーターの管理人さんや中の人が数人、愛知県、山形県からも参加されていました。
もちろん、ご近所の今村ファンでお店の常連さんも何名もいらっしゃいました。

まつり旅に応募した天利さん自身、運の強い人です。それに加えて乗りに乗っている今村さんの運の強さ。ましてや運だけで今まで仕事を続けている北村とのトリオ。うまくいかないわけがないのです( ^ω^ )
この日の運の良さは、8月2日の朝刊に今村翔吾新聞連載の告知が載ったことです!その挿絵担当は北村なのですから。朝日新聞の担当者もこの場に参加されていました。が、社告が3日までに載らない可能性もあり、もしそうだったら『人よ、花よ、』については一切口に出せなかったのです。お陰で今村さんに新聞連載のお声がけをした時の事、朝日新聞での歴史小説の連載がなんと15年ぶりな事(記憶が曖昧で10年ぶりかもしれないけど、どちらにせよ一昔前以来ということです)、新聞社の期待度、などなど、担当者の高揚感も伝わってきます。彼の大阪勤務時代、『童の神』が直木賞候補になった時、取材でお目にかかり声がけしたそうです。魅力的で大風呂敷を広げる今村さんの話に「なんだかすごい作家が出てきた」(もう少し違う言い回しでした)と思い、この人にぜひ!と、連載の依頼をしたそうです。それを聞いた今村さんは「ボクみたいに若いのに、社内の反対はなかったのですか?」と質問されると、「ないわけではなかったけれど、私が断固推させていただきましたので」ときっぱりとおっしゃいました。お二人とも30代後半になりかけの同世代。この組み合わせと一緒に仕事ができる喜びと、私に今村翔吾の世界を邪魔せず描き切れるか、楽しさと不安が交互にやってきますが、こんな気持ちで右往左往できる幸せは感じています。挿絵については、イチ読者として楽しみながら描いていきたいと思います。

さて、下に動画を三つ貼りました。
北村から今村さんに何を渡したかと言いますと、色紙です。1枚は、錦絵風に、「江戸人気火消今村翔吾バージョン」。この画像は100LIGHTNINGにはプリントされた画像があるので、見たい方はぜひ調布へ。そして直木賞おめでとう色紙を渡しました。

お店のサイズはマイクがなくてもみなさんに聴こえる広さで、熱気ムンムンの様子が、少しは伝わると思います。
そしてそろそろ駐車場へ戻る時間になると今村さん、「都心からまあまあ近いやんな。ここで集まれるやんな。東京で集まる場所はここにしよや」と。
店主の天利さん、調布在住の常連客の皆さんも大喜び!というか、卒倒しちゃいそうな喜びように私には見えました。
本当にそんな日が近い将来くるだろうと思います。だって、口にしたら行動する人なんだから。

ありえない事を実行中で、車中で原稿を書いているそうだけど、とにかく体を壊さぬようにしてください。

そして、9月24日は私も新庄に行きたいです。
だからどうか新聞連載の原稿、早めにお願いします。北村さゆり拝

三つのうちの直木賞発表当日の裏話は、20MB以上なので、ここに貼れませんでしたがURLを貼りましたので、開けてください。

お店に入ってきた今村さんを迎える皆さん。↓

旅車を見送る皆さん。↓

直木賞発表当日の話の触りの動画です。
この長いURLで開けられると思います。

https://www.icloud.com/sharedalbum/ja-jp/?fbclid=IwAR3FAK0WUeCTlaaQaIOtCjRA5_oq6tv9rD1hmaexlmxQkz1Ab8IHdq5H–I#B0UGAfJVYMPgjj;448CE30F-57A4-47A1-9F03-42BF00A3B9A7

─ 2022年8月10日(水)