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松井今朝子著『縁は異なもの〜麹町常楽庵月並の記』単行本のカバー。

『縁は異なもの〜麹町常楽庵月並の記』松井今朝子著、
文藝春秋2016年6月10日発行)表1帯-1

装丁デザイン;野中みゆき
装    画;北村さゆり

月刊「オール読物」に〈麹町常楽庵月並の記〉として連載されていた《江戸麹町事件帖》シリーズの第2弾の単行本。カバー絵を描き下ろしました。

大奥あがりの尼、志乃の「常楽庵」。麹町の若き同心間宮仁八郎に舞い込む事件。常楽庵を出入りする人々と事件が絡み合う人間模様。さすが大奥務めをした志乃だけあって、ただのおばさんではないのが、この小説の面白いところ。そんな志乃の過去が語られ始めた第2弾。
表紙絵は、常楽庵に行儀ならいで出入りする嫁入り前の若き女性の一人、しっかり娘おきしちゃんをイメージしてます。平河天神お手水舎で雨宿り中。

蛙は何疋いるでしょう?猫はどこにいるでしょう?
ワトソン紙に水彩絵の具。

※サムネールをクリックすると本の画像が大きく見られます。

表1

表1

表4 縁

表4

カバーを拡げた全体の絵。

カバーを拡げた全体の絵。

─ 2016年6月6日(月)