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感謝❣️

藤枝出身の日本画家 北村さゆり展】1月30日をもって、無事に終了いたしました。
お時間を作って観に来てくださった方、コロナ禍の第六波中であり、来ようか来まいか迷ったにせよ、気にかけてくださった皆さま、遠くて行かれないと連絡下さった皆さま、ありがとうございます。
そしてそして、何より藤枝市に感謝です❣️
藤枝出身の美術家が沢山いる中で、まだ還暦チョイの若輩者の個展をやろうなんて、賭けに近かったろうと思います。その決断に踏み切った藤枝市。香川や山種美術館から借りる予算を組んでくださいました。「藤枝出身」というコピー。これがあるとないとで、地元感が全然違ったと思います。コピーを考えた藤枝市の覚悟に、私はどう応えたら良いのか、、、。
これまでの私は、やったことのない挿絵や時代小説を全力で取り組んで凌いできました。今回もその方式しかできません。と言っても、この私が描いてきた作品が素材。どう転んでもそう違いはないでしょう。そこで、日本画は「水面表現」に照準を合わせ、”挿絵は全般を満遍なく”と決めました。幸い二年に一度のアートカゲヤマ(藤枝市小石川)の個展で整理はしてありました。郷土博物館と文学館のスペースを上手に使って展示していただきました。
12月中は、コロナ禍の狭間を縫うように開催出来たこと、会期中に今村翔吾さんの直木賞受賞という幸運があった事など、運の良さに恵まれ、終盤にお客様がグングン伸びて行ったそうです。
これを励みに今後も制作していかれそうです。ありがとうございます。

北村さゆり拝

写真は、1月30日の「蝉の音」撤収作業中、梱包された「蝉の音」のためにクルクルと巻いて小さくなっている「WATER」と、1月31日から本格的に始まった撤収作業中にロビーに置いた「WATER」。
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─ 2022年2月4日(金)