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西山克筆 “中世不思議ばなし” ~ 月刊誌〈ひととき〉の挿絵。

〈ひととき〉(ウェッジ発行)2015年6月号、西山克先生の『中世不思議ばなし17』 の挿絵。

歴史資料から読み解く西山先生の不思議話の解説は興味深いものです。
今号は【兼俱の野望 ー 内待所鳴動】

前回に続き吉田神道の祖・吉田兼俱の話。京都を焼き尽くしてしまった「応仁の乱」。その「応仁の乱」を利用して戦争を終わらせたのがあたかも吉田神道であったと言わんばかりの振る舞いをし、官位を上げた吉田兼俱。「応仁の乱」を飛び出す絵本に見立ててます。踊っているのは陰陽師やト亀の占い師。揺れているのは三種の神器である鏡。挿絵では「内待所」そのものとして表現しています。

〈ひととき〉は、東海道新幹線のグリーン車に備え付けの月刊誌です。
お持ち帰り、オーケーだそうです。(^^)

 

─ 2015年5月23日(土)