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【薫風献上〜風俗画展】のお知らせ

26日をもちまして終了いたしました。多くの皆さんに足を運んでいただきありがとうございました。
今回で7回目となり、毎回初めてのことなので、とても刺激になります
風俗画だったせいか、「今年は優しくて見やすい」という感想を多く耳にしました。メンバーの中には、人物をメインに描くのは初めての人もいました。来年も続きますので、よろしくお願いします。

【薫風献上〜風俗画展】

会期;2022.6.20(月)〜6.26(日)
会場;柴田悦子画廊
住所;東京都中央区銀座1丁目5-1 第3太陽ビル3階
tel/fax;03-3563-1660

2016年に始まった「涼風献上」の研究会。野地耕一郎氏のレクチャーを受けて「琳派」「文人画」「水墨画」・・・そして今回は「初期美人画に始まる風俗画」がテーマ。
北村は、尊敬する小村雪岱を真っ向から倣った大団扇。裏は江戸時代の隅田川の花火をイメージ。ドーサで花火を描き、裏から彩色、張り込んでさらに加筆しました。せっかくの美人図に顔を描かなかったので、「彦根屏風」の女性を抜き出して、個人的解釈で、当時を復元し、実物大で描かせていただきました。絵を倣うと、絵師の優れた観察力と腕の高さに感服します。
仕事で描く時代小説の挿絵は、スケジュールがタイトである、失敗ができない事が理由で、不透明水彩絵の具を使用しますが、今回は伝統的な日本画材だけを使用。胡粉の扱いには慣れているはずなのに、いろいろ苦労しました。
その他に、水面の小品を2点出品しています。

お近くにお越しの際に、お気軽にお立ち寄りいただけると幸いです。

「彦根屏風」より美人図はこちら→
水面商品2点は、
こちら→  。  こちら→
お近くにお越しの際に、お気軽にお立ち寄りいただけると幸いです。

画像をクリックすると、画廊のdmが大きくなります。

 

─ 2022年6月18日(土)