NHKテレビテキスト〈俳句〉2020年2月号。
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宇多喜代子先生の「昭和のくらしと俳句」、井上弘美先生の「京ごよみ歳時記」。それぞれにその月の兼題があり、カットを担当しています。

2月号は「雪解」と「追儺」。先生方の原稿を読むと、シーンのヒントになります。
「雪解」は、例句からイメージできますが、問題は「追儺」でした。“追儺（鬼やらひ）”とあり、2月の季語なので節分にかかわるのかな？と井上先生の原稿に目を通しました。ヘェ〜、社寺の節分行事だと知りました。例句を読んでも「芦の矢を八方へ射る」とはなんのこっちゃですが、知れば納得でした。この歳になって初めて知った言葉です。「方相氏」の面には目が四つあって、面白いのです。早速挿絵にしました。手にとってみていただけたら、幸いです。

兼題のページで白黒ですが、原画はカラーです。
テキスト目次にカラーで載っています。手にとって、ご覧ください。