〈ひととき〉(ウェッジ発行)2015年1月号、西山克先生の『中世不思議ばなし12』 の挿絵。
歴史資料から読み解く西山先生の不思議話の解説は興味深いものです。
今号は【虹立つ・凶兆と市】
「虹が架かる」と言うのは現代の我々の感覚で、中世には虹は「蛇」に例えられ、「虹が立つ」という感覚だったとか。実は西山先生のお原稿を頂いた段階では「蛇」ではなく「龍」となっていました。挿絵には「龍」を描いています。見本誌に目を通したら本文が「蛇」に変わっていました。虹の例えなので、どのように見えてもいいかな?と私は思います。優しく見てください。
それはさておき、虹の立つ場所は不吉な予感があったので、当時はそんな噂を吹き飛ばすために市井の人々が虹の下で市・・・つまりバザーを開いたそうです。
〈ひととき〉は、東海道新幹線のグリーン車に備え付けの月刊誌です。
お持ち帰り、オーケーだそうです。(^^)
